RightHand Roboticsは、データ主導型のインテリジェント・ピッキングプラットフォームの構築を通して、EC向け注文処理(オーダーフルフィルメント)の完遂予測を可能にする、柔軟性と拡張性を持った自動化の実現を進めています。ロボットによるピース・ピッキング・ソリューションであるRightPickは、小売業者の皆様が、オンラインコマースの新たな現実世界の課題に取り組むことを可能にします。
RightHand Roboticsは、Harvard Biorobotics Lab(ハーバード大学・バイオロボティクスラボ)、Yale GRAB Lab(エール大学・グラブラボ)、MIT(マサチューセッツ工科大学)の出身者で構成された、DARPAチャレンジ優勝チームにより2015年に創業されました。このコンペティションで、実用的な経験の積み重ねで性能が向上するスマートなメカニズムとセンシング技術を組み合わせることで、有用性の高いロボットグリッパーが製作できることを、弊社の創設メンバーは学びました。しかし、何事もクールな技術を生み出すだけでは不十分で、顧客が直面している問題を解決することで、はじめて他者とのユニークな違いが生まれるものです。我々は、倉庫自動化という「究極的な目標」に焦点を当て、サプライチェーンやEコマースの注文処理(オーダーフルフィルメント)を目的としたピース・ピッキングを実現するために、RightHand Roboticsを立ち上げました。掴むことのノウハウをコンピュータビジョンやAIと組み合わせ、それらをレンタルトラックに積み込んで最初の展示会に臨みました。驚いたことに、お客様の関心は非常に高いもので、ピース・ピッキングマシンの需要は実在し、今後拡大していくだろうことが明らかになりました。わずか数年の間に、私たちの会社は、私たちの使命とビジョンにコミットしてくれる世界屈指のチームを築き上げました。2017年に自律型ロボットによるピース・ピッキング製品を発売し、ヨーロッパ、日本、米国での重要なパートナーシップを発展させ、世界中のお客様のためにロボットを展開してきました。私たちはすでに何千万ものアイテムをピッキングしてきましたが、この旅路の中で私たちは日々学び続けています…。そしてロボットも同様に学び続けているのです。
RightHand Roboticsでは、敬意を持って互いに接して協力することや、お客様のニーズに基づいて約束を果たすことなど、私たちの価値観に基づいて日々の仕事を行っています。私たちは、どんな逆境の中でも創造力を駆使しながら高い目標を掲げ、互いに打ち解け、協力することで、その目標を実現するために全力を尽くします。寛大な精神で会話に臨み、理解される前に理解しようとすることで、信頼を築きながら、共に働く仲間を力づけています。気負わず、親しみやすい雰囲気を持ちながらも、「"何か "を成し遂げること(getting "stuff" done, GSD)」を重視しています。一生懸命に働きながらも、チームメンバーの貢献を称えたり、プロジェクトのマイルストーンを祝ったり、あるいはいつもの生産的な一日の終わりを祝すために、共にグラスを掲げる時を忘れることはありません。
ボストンから数分の距離にあるマサチューセッツ州サマービルにある弊社のオフィスは、歴史ある郵便局の中に位置しています。そこでは、あらゆる種類のアイテムをピッキングして取り扱うロボットの設計・製造が行われています。この空間が、新世代の物流イノベーションを創造するインスピレーションを我々に与えてくれています。
RightHand Roboticsは、Menlo Ventures、Playground Global、GV、Matrix Partners、F-Prime Capital、Dream Incubatorなど、Eコマースの成長を背景にロボット分野に積極的に投資しているトップベンチャー企業から出資を頂いております。